聲の形
お隣から焼きそばの匂いが漂ってきて精神衛生上よろしくない。
どうもだっぺーです。UFOが食べたい。
さて本日の話題。
先ほどまでNHK Eテレにて地上波初放送されておりました
劇場アニメ「聲の形」
についてです。
最初に言わせてください。
めちゃくちゃ良かった。
久々に泣きそうになった。
歳を取ると涙腺が緩くなって嫌だねェ……
ストーリー概要をざっくりと説明。
まずは公式サイトのあらすじをどうぞ。
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"退屈すること"を何よりも嫌う少年、石田将也。
ガキ大将だった小学生の彼が、転校生の少女、西宮硝子へ無邪気な好奇心を持つ。
彼女が来たことを期に、少年は退屈から解放された日々を手に入れた。
しかし、硝子とのある出来事がきっかけで将也は周囲から孤立してしまう。
やがて五年の時を経て、別々の場所で高校生へと成長したふたり。
”ある出来事”以来、固く心を閉ざしていた将也は硝子の元を訪れる。
これはひとりの少年が、少女を、周りの人たちを、そして自分を受け入れようとする物語――。
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メインヒロイン・西宮硝子はいわゆる「ろう」つまり耳がほとんど聞こえません。
そのことに興味を抱いたガキ大将・石田将也は、筆談用ノートを池に投げ込んだり補聴器を奪い壊したりと、西宮にやたらとちょっかいをかけます。
本人はそこまで大げさなことだとは思っていなかったのでしょうが、まぁいじめですね。
問題が大きくなりいじめの責任をすべて擦り付けられた将也は孤立、人間不信に。
高校に進学後自殺を決意しますが、硝子との再会で思いとどまり、自分が奪ってしまった硝子の楽しい学生生活を取り戻すために尽力しようと決意します。
この作品の原作者である大今良時先生は、「人と人がお互いの気持ちを伝えることの難しさ」の答えを見つけ出すことができず、読者に意見を聞きたくてこの作品を書いたといいます。
耳が聞こえない方への気持ちの伝え方の難しさはもちろんですが、耳が聞こえる者同士でも、やはり気持ちってのはなかなか伝わりません。
言葉にしなかったり、できなかったり。
でも素直に何でもかんでも話せばいいってもんでもない。
難しいもんですね人間関係ってのは。
歪さや間違い、葛藤、罪の意識、そして感謝、愛情。
この作品には、人間のリアルが詰まっていると私は思います。
京都アニメーションによる超美麗な作画・豪華声優陣による神ボイス。
そして大今良時先生による心を突き動かされるシナリオ。
是非皆さんも見てみてください。
特に硝子の声を担当された早見沙織さんの演技が凄すぎます。
では今日はこんなところで。
ほなまた。
永束くんめっちゃいいやつ。