だっぺーのオタ活日記

熱血クールガイ(矛盾)アラサー九州男児・だっぺーによる徒然オタク活動日記。オタ活以外もあるよ。

大地震

メモ帳はA6サイズのが一番好き。

 

どうもだっぺーです。

 

 

 

 

9月6日未明、北海道において震度7・M6.7の大地震が起こりました。

 

朝イチのニュースで流れている想像を絶する映像を戦々恐々としながら眺めていました。

 

今年は大阪でも6月に大きな地震がありましたし、日本列島いじめにあってるんじゃないかと考え始めております。やめておくれ地球よ。

 

 

 

 

 

地震と聞いて私の中で一番最初に思い出されるのは、2016年に起こった熊本地震です。

 

私九州民でして、熊本の大学に通っていましたので、かれこれ10年近く住んでおりました。

2016年3月付けで大学院を退学し、就職先が大阪になったため引っ越しを行いました。

 

 

 

付き合っている彼女を熊本に残しての就職でした。

 

彼女は泣きながらも「頑張ってね」と応援してくれ、毎晩Skypeを使ったビデオ通話をすると誓った私は、大阪へと旅立ちました。

 

 

 

大阪に引っ越して4月になり、同級生たちに遅ればせながらの新社会人として毎日をせっせと暮らしておりました。

 

最初は顔合わせも含めて、社長御自ら引率のもと、出張ついでに各地にいる社員たちに会いに行っていました。

 

 

 

 

2016年4月14日。

私が現在の勤務地のメンバーに会いに来て、歓迎会を開いてもらっていた夜のこと。

彼女からLINEで地震大丈夫だったよ!!」と連絡が来ました。

 

地震地震あったのか。調べてみよー。などと呑気にポチポチ携帯で調べてみると、

 

 

熊本で震度6弱地震

 

 

と書いてありました。

 

 

 

は?

 

 

 

若干酔っぱらってフワフワしていた頭が一気に冴え、即彼女(以下E)に電話。

 

 

 

だ「ちょちょちょ、ししし震度6強て!!!大丈夫!!?」

 

E「ケガはないけど、色々物が落ちてきて、立っていられなくなった。怖い」

 

だ「分かった。一旦落ち着こう(俺が)。今どこにおる?」

 

 

 

彼女の方も飲み会で、帰ろうとして外に出たところだったそうです。

交通も完全にマヒしていたため、一緒にいた友人と歩いて大学へと避難するよう指示しました。

 

22時前に最初の地震が起き、それから深夜にかけて激しい余震が続きました。

 

ずっと電話をしていると充電が切れるので、定期的にLINEで連絡を取り合うだけにしました。

 

 

 

 

彼女が怖い目に合っているのに、傍に居てやることもできないこの身を呪いました。

 

入社早々に会社を休んで熊本に飛ぶことも考えましたが、そもそも空港も機能していないことや、たとえ万が一辿り着けても復興の邪魔になるだけだとの結論に達し、励ましのエールを送るということしかできませんでした。

 

そして翌日、出張から自宅へと帰った私は、無事家に帰り付いた彼女とSkypeで通話。

 

 

電話で声を聞いていたとはいえ、無事な彼女の顔を見たときはとてもホッとしたのを覚えています。

 

 

 

だ「いやホント無事でよかった…」

 

E「めっちゃ怖かった…今まで経験したことがない怖さだった。地面が不安定になるのがこんなに怖いとは…」

 

だ「ごめんなぁそっちに居れんくて」

 

E「大丈夫!だっぺーさんが被災せんくて良かったわ。あの家絶対潰れてたやろうしw」

 

 

 

私が熊本に居た時に住んでいたのは、私よりも10歳くらい年上の古アパートだったため、潰れていただろうとの彼女の言。

後日談にはなりますが、一応大丈夫でした。基礎がズレてたから取り壊しになったけど。

 

 

 

 

E「こうやって電話してくれるだけでもーーーあ、ちょっと待ってこれはヤバい!!!」

 

 

 

 

そう言ってSkypeの通話が突然途切れました。

 

 

 

 

2016年4月16日。時刻は午前1時半。

 

後にこちらが本震だったと言われる、2度目の大地震の発生でした。

 

 

 

私は血の気が引く思いをしながらも彼女に電話をしましたが、なかなか繋がりません。

 

3回目の掛け直しでやっと繋がった電話口に「大丈夫か!!?」と叫ぶと、

 

 

E「とりあえず大丈夫だけど…一番揺れた…怖すぎる…」

 

 

と半泣き状態の彼女が出ました。

ホッとしつつも、可能な限り急いで大学のグラウンドに避難するよう指示。

 

彼女は13階建てアパートの13階に住んでおり、エレベーターなぞ当然使えないので階段を駆け降りることに。

 

アパートは大学のすぐ近くだったので、本震発生から早い段階でグラウンドにつきましたが、既にそこには避難してきていた近隣住民が多数いたそうです。

 

その中に、お隣に住んでいた彼女の同級生(私のサークルの後輩にあたる)の男の子が水・食べ物・毛布などを持ってきており、寒がっていた彼女に毛布を貸してくれたそうです。

 

電話口でその後輩に、しばらく彼女一緒にいてもらえるか頼んだところ、普段はのほほんとしている感じの彼が、

 

 

 

後輩「もっちろんですよ!!!すべてお任せください!!!」

 

 

 

とハキハキ言ってくれたおかげで、泣きそうなほど安心しました。

努めて明るく振舞っていたんでしょうが、クソカッコよかったです。

自分も怖かったでしょうに。

 

 

私がここで暗くなってはいけないと思い、テンション高めに、

 

 

だ「お前がいるなら大丈夫やな!!!任せたぞ!!!」

 

 

と叫び返しました。正直泣きそうでした。

 

 

 

 

いつ家に戻れるか分からないため、家族などへの最低限の連絡以外は携帯の充電を温存するように伝え、たまにLINEを送りながらそのまま朝を迎えました。

 

何もできないと分かってはいましたが、眠ることなぞ出来ませんでした。

眠気すら来なかった。

 

私の実家の方も熊本程ではないとはいえ大きな揺れに襲われていましたので、そちらにも連絡したりしていました。

 

 

 

朝になり、彼女はアパートへと戻りましたが、断水や大学の研究室の機器破損など、普段の生活に戻るのに半年近くかかったそうです。

 

精神的には今もあの時のショックが続いていると言います。

 

その後、5月のGWにやっと熊本を訪れましたが、通っていた大学やシャッターが閉まったままのアーケード街、何よりも崩れ落ちた熊本城の惨状を目にし、「酷い」以外の感想を抱くことができませんでした。

 

しかし、余震が続き「またいつあの規模の地震が起こるか」と不安になりながらも、復興に向けて動き始めている地元の方々を見て、「ああ、やっぱり人間って強ぇな…」としみじみ思いました。

 

 

 

 

あれから早いものでもう2年。

 

着々と復興はしていますが、未だ完全には到底至りません。

東北や大阪、今回の北海道と、この数年で大地震が何度も来ています。

地震だけでなく台風や大雨など、自然の驚異にさらされることが多くなってきました。

 

復興には時間がかかりますが、着実にやっていくしかありません。

 

我々にできることは、被災地への支援と、自分が被災した時のための備えのみです。

他人事ではありません。今この瞬間にも起こるかもしれないのです。

一刻も早い備えを。

 

 

 

 

 

「募金したいけど…詐欺とかもあるみたいだし、どこにすればいいのか…」

 

と悩んでるそこのアナタ。

 

Tポイントカードって持ってますか?

そして使うのを惜しんで無駄に貯めていませんか??(失礼)

 

その無駄に貯めた(失礼)Tポイント

 

 

Yahoo!ネット募金を使うのはどうでしょう!!!

 

donation.yahoo.co.jp

Yahoo! IDでログインすれば、1ポイントから募金できます。

不肖私めも、本日募金いたしました。

額は少ないけど、何もせんよりは多少マシかなと。

 

 

あと、おそらく今後高騰するであろう牛乳やバターなんかを買って食って支援することくらいはできるでしょうか。

 

熊本はもちろん、大阪にも定期的に行くので、現地に金を落として支援していきます。

お好み焼き美味いよね。

 

ダイエット?誰それ。珍しい名前だね。

 

 

 

 

 

長くなりましたが、北海道で被災された方々や関西の台風被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早い再建をお祈りいたします。

 

電力会社とか政府とかも今てんてこ舞いで動いてるから、責めんといてやってな。

彼らも同じ人間やからな。

 

やり場のない感情に囚われそうになったら、とりあえず肉を食え。よく噛んで食え。

そのあとに筋トレをしろ。スクワットをしろ。

 

 

軽く汗をかいたら、「ゥおっしゃコラーーーーー!!!」と叫べ。

 

 

これで大体ポジティブな気分になる。

嘘だと思って一回やってみ。スクワットやってる途中で既に若干元気になってるから。

じゃあ叫ばんでいいやんけ。でも叫べ。

近所迷惑になるならご近所さんと一緒にやれ。

 

 

 

 

少しずつでも支援を続けていこうと思います。

今日はこんなところで。ほなまた。

 

 

 

 

 

 

 

俺が引っ越した直後にその場所に地震起こるのやめて。俺は悪くねぇ!!!